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乗り潰しマイルール [旅行]

特に公式なルールといったものはない。昼でも夜でもどんな列車でも兎に角通過すれば良いとする人もいるし、両窓の景色を見なければならないとする人もいる。また駅の乗降についても記録をとる人もいる。

マイルールは夜明けから日暮れまで景色の見える時間帯の普通列車で車窓、駅の佇まいを観察する。基本的に全駅停車を旨とするが、仮乗降場、臨時駅、特定時間帯のみ停車の駅は含めない。いずれこれらの駅へも行ってみたい。新幹線も同様で「こだま」等の各駅タイプに乗った区間は完乗。

東海道線の場合、東京-横浜間は「京浜東北」、京都-神戸間は「普通」が各駅に停まる。快速は制度上普通列車ではあるが通過駅があるからダメ。ということで兎に角時間が掛かる。

現在JR(国鉄)線は3/4程乗った。私鉄はまだ2割位だろうか。もう長らく休止状態となってはいるが諦めた訳ではなく、そのうち再開し全線走破を目指したい。
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乗り鉄のバイブル [旅行]

時刻表2万キロ、宮脇俊三著。
もう30年以上前の話だが当時この本に感化された若者が大勢旅に出た。丁度国鉄赤字線廃止の嵐が吹き荒れた頃と重なる。廃止間近ともなると大瀬のマニアが押しかけて都会の通勤ラッシュ並みの混雑ぶりだった。

当時、乗り潰しをしている人が何人かいて、目出度く全線完乗した人はまだ数人だった。これはTVの好餌となった。鉄オタという言葉はまだなかったし、乗り鉄、撮り鉄などと唱える分類学者もいなかったから今より行動しやすかった。

まだ新幹線網も今ほど充実しておらず在来線の旅が存分に楽しめる時代で時間は掛かるけれどもその分長く楽しめた。時刻表を駆使して時にはまるでアクロバットのような旅程を組み実践してみるのが面白かった。

観光地には一切目もくれずにただひたすらローカル線を辿る。実際に現地に立つと誌面からは分からない地方の実情なども垣間見え社会科の勉強の様だったし興味深い発見も多々あった。そこには本物の旅があったように思う。
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